AutoCADを使用しているユーザーがいまして、最近サブスクリプション契約が必須になり月額で課金されるのですが、そこまで使用頻度が低いユーザーは新しいものを契約せず、古いAutoCADを新しいWindows10のPCにインストールして使用している場合があります。
それも10年以上前のAutoCAD2007とかAutoCAD2008とかで、普通にインストールしようとするとエラーが出る場合があります。
今回の事例は.NET framework3.5がインストールできないという問題で、解決方法がわかりましたのでご説明したいと思います。
.NET framework3.5をインストールする方法
1.スタートメニュー右クリック→「ファイル名を指定して実行」にて、「gpedit.msc」と入力してEnter→「グループポリシーエディタ」画面が開きます。
2.左ペインから「コンピュータの構成」->「管理用テンプレート」->「システム」を選択
3.右ペインから「オプションコンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復のための設定」を指定するを開きます。
4.「有効」を選択します。
5.「Windows Server Update Services(WSUS)の代わりに、Windows Updateから修復コンテンツとオプションの機能を直接ダウンロードする」にチェック
6.「適用」をクリック、画面を閉じます。
7.次に「コントロールパネル」を開き「プログラムと機能」を開きます。
8.画面左側で「Windows機能の有効化または無効化」をクリックします。
9.「.NET Framework3.5(.NET 2.0および3.0を含む)」、「Windows Communication Foundation HTTPアクティブ化」、「Windows Communication Foundation 非HTTPアクティブ化」の3つにチェックを入れ「OK」を押します。
10.「Windows Updateでファイルを自動ダウンロードする」をクリックします。
11・これでダウンロードが始まり自動的にインストールが完了します。
業務での雑感
これで新しいWindows10のPCでも古いAutoCADをインストールすることができました。あと4年くらいは使い続けそうです。いつまで古いのを使い続けるのか問題はありますがひとまず先送りに。そのうちサブスクリプションに移行することになりそうです。
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