社内SEとして今後必要とされる人とは

社内SEへの転職

どうも、MD (@MDLaboIT) です。この記事では社内SEとして今後必要とされる人物像を現役社内SEである私が生々しくご紹介していきます。

先日、社内SEに向いている人という内容を記事にしましたが、その記事のもう一段上を目指すための人向けの記事になります。 まだ読んでなければこちらもご参照ください。

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もし現在あなたが未経験で、社内SEを目指しているのであれば、入社後こういうイメージを持って業務にあたっていただければ。それでは、いきます。

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気付くのが早い人

まずはじめに、気付くのが早い人を挙げさせていただきます。先日の記事では社内SEに向いている人の特徴として、人の話をたゃんと聞ける人、素直な気持ちで業務に向き合える人を挙げましたが、気付くのが早い人というのはその素質をワンランク上げた能力になります。

とはいえ元々持っている素質として必要なわけではなく、業務をこなしているなかで身についていくものになるので安心してください。

ただ、ぼーっと仕事してるだけでは身につきません。何が大事かというと、自分の頭で考えて仕事に向き合う必要があります。

この後に続く項目でも必要にはなりますが、例えば社員から問い合わせがあったときに、この人ならどういう内容かを推測したり、問題が発生したときに原因はどこにあるか範囲を絞っていく必要があります。

いまいちパッとしない人は同じことを繰り返します。同じ問い合わせに対して同じように解決に時間をかけ、そのことに対してなんとも思いません。

それじゃダメで、一つ上を目指すなら同じことは繰り返さない、少しでも対応時間を短くするなど工夫をすることが必要になります。

ちょっと話がずれましたが、気付くのが早い人というのは問題解決もですが、この後どうなるか、今後問題が発生しないようにするにはどうしたらいいか、何かしらきっかけがありますので、そのカケラに気付くようになれば、社内で必要とされていくでしょう。

根回しが上手い人

こう書くととても嫌がる人がいますが、社内SEの至上命令として導入するシステムは絶対に失敗してはなりません。

そもそもシステムを導入する際は事前にユーザーからの要望を受けた上で進めていくのですが、どこかで利害関係が発生します。

例えばERPと呼ばれる、会計や財務情報など会社を経営するために必要なシステムを刷新する場合、以前のシステムを使い続けていた実務担当者としては新しいシステムになると使い方を1から覚えないといけないので、大きな反発を喰らいます。

経験したことがないと、そこまで大げさな事?と疑問に思うかもしれませんが、人の性質として変化を嫌いますので、ここの調整がとても大事になります。

根回しができるというとITっぽく聞こえないですがとても大事な仕事で、相手の気持に寄り添う相槌を打つなど、テクニックも必要になってきますので、 こういった調整ができなかったり、理屈でしか説明できなかったり、 なかなか難しいのです。

営業思考のある人

さらに上を目指すなら、この営業思考が必須になります。営業思考というのは経営思考とも言い換えられるかもしれません。

よく私が部下に話す事として、自分のお客様は誰か、そしてそのお客様は誰になるのかを考えて仕事をしようといったことを投げかけています。

社内SEは経営部門に密着していることもあり、どうしても保守的になりがちです。ただでさえセキュリティリスクを考慮しながら業務を進めているのに、営業サイドからこの資料を海外に送るにはどうしたらいいかなど気軽に聞いてきます。

なぜそれが問題なのかというと、その資料は社外秘だったりするのではないか、メールで送るとして宛先は正しく設定されているか、送信者の上司や関係部署は同意をしているのか、など色々と検討する必要があります。

そういう相談に限って、早急に送りたい、これを送らないと失注するなど営業サイドの都合ばかり、何でもいいからはやくしろと言わんばかりに対応を迫ってくるのですが、こういうときに必要なのが営業思考です。

といっても単純に営業の人が困ってるからこの場合だと資料を送ってあげようと考えるのは早計で、問題となっている箇所を営業と一緒に乗り越えていく共同作業と考え、自分も営業の一員であることを自覚してアクションを起こしていく必要があります。

そこまで考えられるようになると、社内SEという実務担当者としてではなく、会社の一員として全体を見渡せるようになり、業務の幅が広がっていき、次の展開としてはCIOを目指していくのか、もう一つのパターンとして、営業部門にジョインし、最近ではDXとも呼ばれてますが、営業活動にITの力を使って競争力を伸ばしていく役割を目指していくのかの2つの道があります。

まずは足元を見て堅実に

未経験者で社内SEを目指している人からすると、とても大変そうに見えるかもしれませんが、ステップアップするごとに違う景色が見え、やりがいの質も変わってきます。

今は10年後くらいにこういうことを考えられるようになつまてたらいいなーくらいで記憶に留めておいていただき、まずは愚直に足元を固めていきましょう。

私が利用したサービスはここ

いまでこそこんな記事を書けるようになりましたが、私の場合は10年前に思い切って派遣会社に登録し、社内SEを希望していることを伝え、職務経歴書の手直しや面接の練習など、派遣会社で学ばなければ社内SEになることができなかったです。

こちらは正社員がメインですが、もし未経験で社内SEへの挑戦を検討しているのであれば、その旨を伝えてみましょう。色々アドバイスがもらえます。

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