社内SEの派遣がなぜ人気か(雇用側の視点)

社内SEへの転職

タイトルがイマイチなのですが、社内SEを募集する雇用側、企業側の立場としてとても人気ですという話です。いまどこの会社も全職種で人手不足で、特に社内SEが足りていないという声を聞きます。よく聞く話が派遣として社内SEを募集しているという話でした。かく言う私も派遣から入って正社員になり、年収が700万を超えたのでオススメしている次第です。

社内SEの派遣と聞くとえっ?と思うかもしれません。現在正社員ですでに働いてて、転職として社内SEに応募する人で派遣社員という形式を選ぶ人はほぼいません。いたらそれはとても英断だと思ってます。

この記事では未経験で社内SEになる方法として派遣を選択する優位性を書いていきます。

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社内SEを募集する企業は猫の手を借りたいほど人手不足

まず初めにこの話題です。不景気と言う割にはどこの会社も人手が足りていません。働き方改革の影響もありますが、特に東京は今年オリンピックがあることもありどこの会社もリモートワークの制度化を形式的でもいいから夏までに構築しようと懸命に努力しています。

働き方改革やリモートワークの導入で必要となるのが環境を整備する担当者で社内SEの募集が増えています。

ただでさえ、なんでもかんでもIT化されてのらりくらり社内の人員で回していましたが、もう限界にきています。

とはいえ、正社員として現役の社内SEを募集するのではなくて、未経験の若い派遣社員を募集する理由があります。

社内SEとして中途で専任を募集できるほどお金をかけられない

よくテレビのニュースなどをチェックされている方は、2020年が景気のピークで以降は下り坂になるという報道に触れられているかと思います。

ですので、不思議に感じられるかもしれませんが、社内SEだけでなく全職種で人手不足に陥ってます。

世の中では不景気だとかなんとか言われていますが現場は人手不足です。売上自体は減っていたとしてもそもそも世代間に人数のギャップがあり、定年退職する人数の方が新しく入社する人数より多いことも少なくありません。

各部署で人が足りていませんので、会社として優先順位の高い役割の人から募集をかけます。まずは営業から募集しますが、社内SEは経営部門が会社の方針としてどういう立ち位置なのかが会社によって極端に違っていまして、残念ながら多くの会社では社内SEを積極的に募集するという考えを持っていません。

もちろん大企業であれば色んな専門分野の人を雇っていますので社内SEも多く在席しているかもしれません。

しかし、多くの中小企業の場合、専任者が1人いればいい方で、今後ITの力が必要になってくると分かっていても、そこから正社員で1人追加というよりは、まずは元々いる専任者をサポートするような役割として、若い人や派遣社員の人を募集するパターンが多いです。

それでも社内SEの派遣として入社するリスクを取れるか

私自身、いわゆる大企業で働いていることもあり、グループ会社の1人情シスやその責任者と話をすることが多くありまして、どこの会社もまずは派遣会社からの斡旋ベースで募集をかけています。

正社員で専任となると経営陣に説明するのがとても大変なのですが、一旦派遣社員でも契約社員でも入りさえすれば、正社員雇用への変更については経営陣に対してなし崩し的に説明ができますので、雇用側の実務者としては仕事がしやすいというのが大きな理由です。

で、私が言いたいのは、雇用側の理由はわかったとして、実際に応募する際に派遣社員として入社する勇気はあるかというところです。

私はうまくいきましたし、知る範囲で派遣社員からクビになったという話は聞いたことがありませんが、今まで社会人としてつらい思いしかしたことがなければ、そんなうまい話あるわけないと思って行動できない人も多いかと思います。

それでも社内SEとして実務経験を得られるというのはたとえ勤務体系が派遣社員だとしても大きなメリットがあって、入社したところが自分に合わない場合でも経験者として転職をすることができますので、全力でオススメしている次第です。

社内SEの派遣の話のまとめ

この記事も長くなってしまいましたが、言いたいことは、派遣社員だとしても未経験の状態から実務経験を得られるというのは、今後の世の中の流れとしても社内SEは必要とされることが確実ですので、違う職種につくことになったとしても食いっぱぐれのない潰しの効く職務経歴となることは間違いないと考えています。

私が利用したサービスはここ

いまでこそこんな記事を書けるようになりましたが、私の場合は10年前に思い切って派遣会社に登録し、社内SEを希望していることを伝え、職務経歴書の手直しや面接の練習など、派遣会社で学ばなければ社内SEになることができなかったです。

こちらは正社員がメインですが、もし未経験で社内SEへの挑戦を検討しているのであれば、その旨を伝えてみましょう。色々アドバイスがもらえます。

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ここは大手なので担当者のレベルも標準化されており一度チェックしておきましょう。何にせよまずは面談をしないと自分の立ち位置が分からないので一気に面談のアポまで取って、面談でどういう作戦で社内SEを目指すか一緒に協力してもらいましょう。

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