社内SEが中小企業診断士の資格を取るべき理由

社内SEへの転職

2年前くらいに思いついて、去年ネットで申し込んで平日の通勤電車で勉強をしているのですが、中小企業診断士の資格を取得します。

前回初めて中小企業診断士の試験を受けて4教科受かったので、次に3教科受かれば二次試験に進む予定です。

社内SEの私が中小企業診断士の資格を取ろうと思った理由について書いていきます。目次としてメリットを上げていますが、ザッと挙げただけでこんなにもあります。

社内SEの人は中小企業診断士の資格取得を検討すべきです。それではいきます。

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社内SEと中小企業診断士の親和性が高い

まずはじめに社内SEを定義したいのですが、ここでいう社内SEはいわゆる情シスと呼ばれる情報システム部門で働く人のことを言っています。

とはいえもちろん純粋な意味の社内SE、バリバリ自社内の開発をしている人も当てはまる部分はあると思いますので、中小企業診断士に興味があれば続きを読んでみてください。

で、なぜ社内SEと中小企業診断士の親和性が高いかというと、中小企業診断士という資格の業務内容である経営コンサルでクライアントの売上を上げるためにITの知識が必須になるからです。

逆に言うとこれからの中小企業診断士は ITの知識がないと活躍することが難しいです。この点については後述します。

社内SEからステップアップできる

多くの場合、社内SEからキャリアをステップアップするにはゴールとしてCIOを目指すことになると思うのですが、社内SEだけの業務知識だけだと現場の実務者で止まってしまいます。

中小企業診断士の資格は、単体で独立するには頼りない試験ですが難易度は経営者に有名ですし、試験内容の範囲の広さも知っている人が多いので、より経営に近い仕事、考え方ができるようになる知識がつきます。

例えば新しいシステムを入れることになった場合、セキュリティ面のみを見て反対するのか、システム導入によって売上がこれくらい上がることが見込まれるため、追加のセキュリティ対応を行ってもコストをペイできると判断できるのかで、 会社の方針が大きく変わる決断をすることができます。

将来独立を考えている

大前提としては社内SEの知識だけでも十分独立できます。世の中的に業務のITを幅広くサポートできる人材がいないからです。

ただそれだけでは作業員としての役割だけになってしまうので、中小企業診断士を取得し経営コンサルタントとして中小企業の経営者の相談を受けながら、ITシステムの現場まで乗り込んで一緒に汗をかき改善するために努力することで、経営者の信頼も得られます。

社内SE&中小企業診断士のニーズが高い

中小企業の経営者がカバーしないといけないITシステムの範囲が広すぎて、誰もが助言を受けたいと考えています。

しかも今後は働き方改革やリモートワークの導入など、ITを使わないと業務が回らなくなる時代に突入しますが経営者が一から勉強して学ぶには時間がなさすぎます。

経営者としては自分の時間を買う意味でも社内SEの業務経験があるような幅広いITの知見を持った中小企業診断士を探しています。

社内SE&中小企業診断士が圧倒的に少ない

そもそも世の中の企業自体に社内SE自体が企業に足りていませんので、中小企業診断士を持った社内SEとなるとほとんどいません。もし中小企業診断士の資格を取得することができれば、世間のニーズとしては引く手あまたです。

私が計画を立てている内容を紹介すると、中小企業診断士を取得後、中小企業支援に特化した団体に所属し3年ほど勤めてから専門業務を覚えた上で、団体のパートナーとして独立するつもりです。

社内SE勤務時のコネが使える

社内SEの業務内容としては様々なベンダーさんと取引があり、普通に仕事をしているだけで次に繋がる人脈を築くことが可能です。

もちろん人脈を築くことが目的で社内SEの業務をするのは本末転倒ですし、時にはベンダーさんに厳しいことも言わないといけません。

真面目に仕事と向き合いお互いがWin-Winの関係を築くことによって、ベンダーさんからの信頼を得て、ようやく次のステージに行った時でも話を聞いてくれるようになります。

この経験が中小企業診断士に生かされ、例えばある目的を達成するためにはシステムを刷新しないといけないとなった場合に、社内SE時代にお付き合いのあったベンダーさんであれば、融通が効きますし、関係各社が一丸となって目的を達成するために動けます。

中小企業診断士には社内SEの知識が必須

この記事の序盤で、ITの知識がない中小企業診断士は今後活躍することが難しいと書きました。というのも他の仕業だと独占業務がありますので、その独占業務を皮切りに色んなサービスを展開できますが、中小企業診断士自体に独占業務はありません

そこが唯一のマイナスポイントで一般的に受験を敬遠される理由になったりするのですが、中小企業診断士自体の勉強は経営を見直す上でとても有効な内容になっていますので、プラスITの知見があると、より活躍できると踏んでいます。

試験内容を見ても、販売、物流、組織、財務、経営戦略、情報、法務、生産と多岐の部門に渡って学ぶことが必要なのですが、情報については知識の有無で差がつきやすい科目になっていますので、試験上でも有利です。

たとえ一次免除される資格、例えば情報処理安全確保支援士などを保有していたとしても、一次試験は必ず受けましょう。かなりの点数を取れるはずですので、足切りなどを考えた場合他の試験が楽になります。

中小企業診断士を通勤電車で学ぶ

私自身が中小企業診断士の勉強をスタートする際にまずはじめに決めたことは、独学では勉強しないということでした。

ただでさえ共働きで子育ての時間も平等に確保したく、試験の情報を自分から取捨選択する時間がないので、全てお金で解決させることにしました。あとは、通学スタイルか自宅学習スタイルかで迷ったのですが、決められた時間に通学して受講することが難しいと判断し、自宅学習スタイルに決めました。

その中でも色んな教材があるのですが、決め手になったのはスマホで授業が受けられるというこちらのサービスでした。金額も低価格で、通学だと大手のスクールで30万ほどするのですが、5万ほどで3年間は受講できるようで、しかも合格したら最大3万もお祝い金がもらえるようです。

受講代は家族の財布から出してお祝い金はお小遣いに、なんてことは考えていませんが、フレキシブルに勉強スタイルを変更できるところも私には便利なので、出勤時間中にスマホを見て動画でインプットし、帰りの通勤電車内で再度インプットとアウトプットするという予定を立てています。

当たり前ですが仕事には毎日出勤しますので、平日の往復2時間は確実に確保できる仕組みです。そういう意味でも社内SEだと出張や外出がほとんどないため、自己啓発やスキルを身につけたいと考えている人にも社内SEは向いているかもしれません。

長くなりましたが、社内SEとして勤務されていて何か勉強したいと考えている方には中小企業診断士がおすすめです。一緒に学びましょう。

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