【Zoom、Webex、Teams、Meet】IT担当者からみたWeb会議システムの違い

テレワーク対応

弊社のWeb会議の歴史を紹介すると、昔々はLiveOnというシステムを使っていまして、そこからOffice365の導入に合わせて、LiveOn→Skype for Business→Teams→ZoomとTeamsの併用、という流れできています。

色々あるけど何が違うのよ、と思っている人も多いと思います。私もそうです。なので比べてみようと思ったのですが大きく違わないので、完全に余談っぽい記事になってしまいました。

先に結論を書いておきますが、個人的にはどこも差がなさそうなので、Office365を使っているならTeams、GoogleAppsを使っているならMeet、あとは好みで選んだらいいのではないでしょうか。それでは、いきます。

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昨今のWeb会議システムのニーズ

どこもかしこもWeb会議になってしまいました。

仕事の打合せだけでなく、プライベートの飲み会も、さらにはニュースによるとピアノ教室までWeb会議システムを使うところまで出てきてるようで、Web会議に対する難易度がどんどん下がってきています。

今までだと電話はいいとしても画面まで表示するのに心理的ハードルが下がり、気軽に使う感じになってきてますね。

Zoomの勢い半端ない

その中でもZoomの使い勝手の良さがユーザーの好評を得て、世の中でもWeb会議といえばZoomみたいな感じになってきていて、Zoom飲みなんて言葉も生まれました。確かに初心者というかZoomを使った事がない人は、こういったプライベート的な感じで使い慣れてからビジネスで利用した方が安心するかと思います。

老舗のWebex

WebexというのはCiscoのWeb会議システムです。Ciscoというのはネットワークの世界ではNo1の通信機器メーカーで、テレビ電話会議システムを販売していたタンバーグという会社を買収してから、ビデオ会議システム市場も強くなりました。

10年前くらいはビデオ会議システムといえばポリコムとタンバーグって感じでしたが、時代もここまでくるとPCで使えるWeb会議システムが幅広く認知されましたね。

とはいえ、ポリコムもCisco(旧タンバーグ)も大きな会議室とかで大きな画面を使って行うビデオ会議はまだまだ強いです。もちろん金額もすごいですが、本格的にビデオ会議をするならこちらの製品がおすすめです。

話が脱線してしまいましたが、WebexというのはCiscoの製品群の中でもWeb会議システムの方でPCやスマホから簡単にweb会議ができます。

老舗だけありクオリティは間違いないのですが、Zoomの勢いに押されています。

Meetは昔、ハングアウトでした

GoogleハングアウトというWeb会議システムがGoogle製でありまして、GoogleAppが出た頃にセットで入っていた記憶があります。

私の主観ですが、一度Meetに招待されて参加した時にメンバーが多かったせいか、PCのファンが作動し続けていて、他に何もすることができず、フリーズしそうになってました。

主催者に使い勝手を聞くと、他の製品と大きく変わらないという話だったので、そういうことなんだと思います。

Teams、最後の大物

私の知る限り、MicrosoftはLyncというWeb会議システムがあったのですが、パッとしなかったからなのか、Skypeを買収しまして、そのタイミングでLyncの名前をSkype for Businessに変更しました。

そこからユーザーの混乱は始まったわけですが、そもそもはSkypeとSkype for businessは違うシステムだったのに、名前が似ているというか両方Skypeから始まるせいで現場では大混乱に陥っていました。

ユーザーに何度説明しても理解してもらえず、しかもこの状況で新卒採用などで全てオンラインに切り替えるということで、Skype for businessを面接で使う予定が、SkypeとSkype for businessの違いが分からなくて学生が混乱するという理由で、Zoomを導入することになりました…。

そんな感じでZoomは導入したものの、今度はSkype for businessがサービス終了し、Teamsというチャットツールと呼んでいいのか分かりませんが、Teamsの中にWeb会議機能が組み込まれ、Skype for businessの後継としてサービスを提供していくことになりました。

結局、弊社ではWeb会議システムとしてZoomとTeamsの両方を使っていて、いままでTeamsでは画面が4人までしか表示されないなど機能的にZoomに劣っているところがありました。

ですので今までは社内はTeams、社外はZoomと分けていたのですが、Teamsも4月末から9分割まで対応することになったということと、Zoomのセキュリティ面での不安があるという報道により、Zoomを使う理由がなくなってきているというのが現場の感想です。

終わりに

完全に会社のIT担当目線で各社のWeb会議システムについて語ってしまいました。大手が参入したことによりニッチだったWeb会議システム業界にも嵐が来ています。

昔からサービスを提供していたLiveonとかV-cubeとか結構厳しそうなのかなって、勝手に心配していますが、業界のパイ自体が大きくなっているので、むしろ業績を伸ばしているかもしれませんね。

結論としては、個人的にはどこも差がなさそうなので、Office365を使っているならTeams、GoogleAppsを使っているならMeet、あとは好みで選んだらいいのではないでしょうか。

雑なまとめで申し訳ありません。他の記事も読んで頂ければ幸いです。

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